学 校 自 己 評 価 結 果

本園の教育目標

  のびのびと明るいこども

  自立ができて自主性のあるこども

  思いやりがあってだれとでも仲良く遊べるこども

  創造性と表現力の豊かなこども

本年度重点的に取り組む目標・計画

1)未就園児保育の充実

2)行事の日程と内容を見直し、無理のない保育の流れを作る。

3)保育の連続性の実現

評価項目の達成及び取り組み状況

1)課題:未就園児保育の充実

取り組み状況:平成25年度、入園願書提出者を対象に、10月〜3月に月一回行った「プレ幼稚園」が好評だったことを踏まえ、6月から週一回(火曜日)実施する。

  達成度:B

  評価:プレ幼稚園を6月〜3月に週一回実施し、12名の参加を得た。その内3名が平成26年度満3歳児入園をし、7名が平成27年度より入園した。プレ幼稚園に参加していた園児が中心となり、4月からの3歳児保育は比較的安定している。子どもたちにとっても保護者にとっても、また園にとっても段階的に準備をする良い機会となったことは大いに評価できる。一方で、在園児の弟妹でほぼ定員に達したこと、プレ幼稚園に参加したものの当園に入園しなかったケースがあったことが課題である。もっと広く募集し、きめ細かい対応を心掛けて園児の確保に結び付けたい。

2)課題:行事の日程と内容を見直し、無理のない保育の流れを作る。

  取り組み状況:親子遠足、保育参観、作品展覧会、生活発表会の日程、内容を見直す。

  達成度:B

  評価:親子遠足を新年度開始後すぐの時期から秋に移し、内容も「いちご狩り」から「みかん狩り」に変更した。一学期から告知したため、保護者の予定を組んでもらいやすくなった。行き先、内容についてはまだ検討が必要である。保育参観について、従来の6月・12月の2回から、年間7回の設定日より保護者に2日選択してもらう方式に変更した。結果、途中入園や子どもが欠席した場合にも保育参観の機会がまだあること、一日の参観者数が従来よりも少ないためゆっくり見てもらえたこと、参観用の特別なカリキュラムではなく通常の保育を行ったので普段通りの子どもの姿を参観してもらえたこと等、メリットは多かった。一方で、3月(最終回)が駆け込みで人数が多くなってしまったので、今後はより丁寧に告知していきたい。作品展覧会は土曜日から平日へ、生活発表会は日曜日から平日へ開催日を移行した。保護者からの理解を得るのは難しかったが、準備と開催日当日に保育時間を変更することなく実施出来た。また、休日出勤ではないため職員の負担を軽減することが出来、振替休園がないため園生活のリズムも保つことが出来た。保護者からは園児の父親や祖父母が見られなくて残念という声が出たので、早めに日程を知らせ、備えられるようにしていきたい。

3)課題:保育の連続性の実現

  取り組み状況:年間指導計画、週日案を活用し、日々の保育につながりを持たせる。

  達成度:B

  評価:平成26年度は新たな「週日案」という形を採用し、指導計画を作成した。平成25年度までの「日案」よりコンパクトになり、その分保育の流れを意識できるようになった。ただ、つながりのある保育の実現については教員によって個人差が出た。教員同士が情報交換をしながら、各々が保育の連続性を実現できるよう努めていきたい。 

 *「達成度」の表示方法

    【A】:十分達成されている

    【B】:達成されている

    【C】:取り組まれているが、成果が十分ではない

    【D】:取り組みが不十分である

今後取り組むべき課題(平成27年度重点目標)

課  題

具体的な取り組み方法

要特別支援児について、「個別の指導計画」及び「個別の教育支援計画」を作成し、就学に備える。

要特別支援児について、今までの週日案を踏まえて、就学に向けての計画を保護者と共に作成し、評価していく。

園児募集を積極的に行う。

プレ幼稚園や園庭開放の告知の仕方と内容を精査し、きめ細かい対応を園児の募集につなげていく。(ホームページのリニューアル、チラシ作成など)

教職員一人ひとりが自己実現をしつつ、組織の一員として協力性・協働性を高められるように職場環境を整える。

新任を1名迎えたことを機に、教職員が自身の資質・能力の向上を図ると共に、チームとして働く意識を持てるよう、情報や意見を交換する場、話し合いの場を積極的に設けていく。

財務状況

公認会計士監査により、適正に運営されていると認められている。